リコーは,世界最小・最軽量で,最至近からの投影が可能な,縦置き&コンパクトサイズの超短焦点プロジェクター「RICOH PJ WX4153/WX4153N」の2機種および,レーザー光源を採用し4K UHD解像度に対応した「RICOH PJ UHL5970」を7月29日に発売する(ニュースリリース)。
新製品は,同社独自の自由曲面ミラーを採用し,プロジェクター本体の背面から投写面までの距離が11.7cm(本体セット含め26.1cm)で48型の投射サイズを実現するなど,超短焦点モデルとして世界最小・最軽量・最至近の3大特長はそのままに,従来機を上回る3,600 lmに輝度を向上した。本体を横に傾けて設置することで,スクリーンだけでなく机上や床にも投影できる。
新たな機能として,操作ボタンのカスタマイズやUSB給電機能の強化など使い勝手を向上させているほか,オプションのインタラクティブキットタイプ3(仮称:年内発売予定)を装着することで,電子ホワイトボードとしても利用できる。
オフィスのオープンなミーティングスペースでの打合せ,教室における授業やラーニングコモンズやセミナールームでのグループワーク,そして店舗やイベント会場でのサイネージなど,さまざまな用途での活用を想定する。
また,「RICOH PJ UHL5970」は,スタンダードクラスでありながら,レーザー光源による5,000 lmの高輝度と,4K UHD(3,840×2,160)の高解像度を両立し,オフィスにおける映像設備の4K高画質化のニーズに応える。4K UHD出力のハードウェアとコンテンツの普及を見据えた,先進的なユーザーも活用できるとしている。