KDDIとKDDI総合研究所は,2019年8月17日の国際スポーツクライミング連盟が主催する「IFSC世界選手権2019八王子」スピード決勝戦において,KDDI総合研究所の技術「スポーツ行動認識AI」を活用したクライミング分析システムを提供した(ニュースリリース)。
このシステムは,単眼のカメラ映像から骨格などの動きを捉え,選手の姿勢,移動軌跡や移動速度をリアルタイムに認識する「スポーツ行動認識AI」を活用したシステム。画像認識により出場選手の競技記録を計測し,世界記録バーとともに,リプレイ動画として会場に設置している大型ディスプレーに表示する。
同社はこのシステムにより,壁をいかに早く駆け登れるかを競うスピードクライミングを大型スクリーンで世界記録と比較しながら応援することが可能となり,より迫力のある新たな観戦体験とともに,大会を盛り上げるとしている。