オハラは2019年3月をもって,同社の子会社である「足柄光学」の解散を決定した(ニュースリリース)。
足柄光学は1956年の設立以来,光学機器向けレンズブランクス品のプレス成形加工を行なってきた。しかし国内光学産業は,海外生産シフトが進展し,同社光製品事業部で取り扱う国内向けリヒートプレス品の需要も減少した。これにより今後,足柄光学が将来に亘って安定的な収益を確保することが困難と判断し,2019年2月末で生産を終了,同年3月に解散することとなった。
なお,これまで足柄光学で生産していたリヒートプレス品は,同社グループ会社ならびに国内協力会社に生産を引き継ぎ,供給を継続するとしている。