凸版印刷の「エクスペリエンスウォールTM」が,劇場型文化集客施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」の2劇場施設「WWホール」「TTホール」のエントランス部分に採用された(ニュースリリース)。
この製品は,大型LEDビジョンに超高精細映像を表示し,映像の世界に実際にいるかのように感じられる感動体験型映像空間ソリューション。劇場を訪れた人が最初に目にする国内最大級のワイド4K LEDビジョンに,四季折々の大阪城の魅力を伝える高精細映像など様々なコンテンツが配信・放映され,国内外の来場者を「おもてなし」する。
「COOL JAPAN PARK OSAKA」は,2019年2月23日に開業した,キャパシティの異なる3つの劇場「WWホール」「TTホール」「SSホール」を含む劇場型文化集客施設。バラエティに富んだ大阪ならではの公演が企画され,大阪文化の新たなエンターテイメントの発信拠点として期待されている。
今回,大阪城の四季折々のベストショットを織り交ぜた「春」「夏」「秋」「冬」4編,通常は見ることができない空からのダイナミックな映像を見せる「ドローン編」,朝から夜まで1日の美しい移ろいが表現される「タイムラプス編」などを放映する。
また,Digital Trick Art(デジタルトリックアート)は,大型LEDビジョンから実際に映像が飛び出してくるような錯覚を覚える工夫を凝らしたフルCGコンテンツ。「WWホール」「TTホール」それぞれ異なるバージョンが放映され,視聴者に対して絶大なインパクトを与えるという。
なお,WWホールビジョンのサイズは19,200mm×4,000mm,ピッチ幅5mm(ワイド4K),TTホールビジョンのサイズは,15,360mm×4,352mm,ピッチ幅4mm(ワイド4K)。
同社は実写の撮影,編集だけでなく,CG制作もできるほか,設置環境に最適なLEDビジョンの設計・開発・生産までを一貫で行なう。コンテンツ制作やLEDビジョンの導入だけでなく,コンテンツ配信システムや管理・保守を含めた運用までをワンストップで提供可能としている。