ウシオ電機は,2019年1月31日開催の取締役会において,代表取締役の異動について決議し,代表取締役社長に現常務執行役員の内藤宏治氏が就任することを発表した(ニュースリリース)。
なお,現代表取締役社長兼執行役員社長の浜島健爾氏は同日付で取締役も退任し,相談役に就任する。また,内藤氏の代表取締役および取締役社長への就任は,2019年6月下旬に開催予定の定時株主総会において取締役として選任されることを条件とし,その後に開催される取締役会で正式に決定する予定。
新社長の内藤宏治氏は1963年4月3日生まれの満55歳。1986年に上智大学外国語学部英語学科を卒業後,同社入社。事業部長などを経て2014年に執行役員,2015年に上級執行役員兼光源事業部長,2016年より常務執行役員を務めている。
ウシオ電機は,1964年設立。紫外から可視,赤外域にわたるランプやLED,レーザーなどの各種光源および,それらを組み込んだ光学・映像装置を製造販売している。半導体,フラットパネルディスプレー,電子部品製造などのエレクトロニク ス分野や,デジタルプロジェクターや照明などのビジュアルイメージング分野で高シェア製品を有し,近年は医療や環境などのライフサイエンス分野にも事業展開している。