フジクラは,世界最高レベルの超多心高密度光ケーブル「6,912心Wrapping Tube Cable®」(WTC®)の販売を開始した(ニュースリリース)。
同社独自技術の12心間欠固定型光ファイバリボンSpider Web Ribbon®(SWR®)に従来よりも細径なファイバ径200μmのファイバーを適用することで,6,912心と世界最高レベルの超多心構造でありながらも外径35mm,質量750kg/kmと細径かつ軽量な光ケーブルを実現した。
また,200μmファイバーで構成されたSWRは汎用の250μmSWRとファイバー間隔を揃えた構造のため、既存の融着接続器で200μmSWR相互の一括融着接続はもちろんのこと,250μmSWRや汎用リボンとの一括融着接続も可能となっているという。
近年,動画配信・クラウドサービス等の進展により,大容量伝送網の構築が飛躍的に進んでいる。同社は同製品により,これらのネットワークを支え,今後も高度情報通信社会の発展に貢献するとしている。