ソーラボ,多光子ボリュームイメージングをライセンス契約

米ソーラボは,ベッセルビームを利用した新技術,多光子ボリュームイメージング技術の独占的権利において,米Howard Hughes Medical Institute(HHMI)とライセンス契約を締結したことを発表した(ニュースリリース)。

この多光子ボリュームイメージング技術はHHMI Janelia Reseach Campusに当時在籍していたDr.Na Ji(現カルフォルニア大学バークレー校)の研究室で開発されたもの。この新たな高速技術は,ベッセルビームの非回析性および自己修復性を利用しており,ユニークなビーム特性により,ビームが組織を通過する際に強い集光を保ち,また再形成することで,組織内の神経系ダイナミクスを最適なスピードかつ細胞レベルの分解能で画像取得することが可能になるという。

さらに,厚みのあるサンプルのシグナルを同時に走査し,従来の2Dのフレームレートを3D体積レートへとそのまま変換する。組織内で集光ビームを物理的に移動させる従来の走査技術では難しかった神経回路や,その生体内相互作用のボリューム機能イメージングを実現するとしている。

これにより,ホログラフィック光刺激,広視野多光子イメージング,3光子イメージング用に対応する同社のイメージングシステムのラインナップに,新たにボリューム測定イメージングが追加されたことになる。この技術は柔軟かつ堅牢で,多様な実験への柔軟性が高い技術だとしており,同社の2光子メゾスコープや2光子および3光子顕微鏡Bergamoイメージングシステムのアドオン用モジュールとして提供される予定だという。

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