工学院,新型レーザーでセシウム同位体を可視化

工学院大学は,新型レーザーを開発し質量顕微鏡へ実装することで,放射性セシウムの同位体別可視化に成功した(ニュースリリース)。2018年4月25日からパシフィコ横浜で開催される国内最大級の光技術展示会「OPIE’18」内の専門展示会の1つ「レーザーEXPO」にこの新型レーザーを出展する。

今回,原発事故によって発生した放射性セシウムを同位体別に高感度で可視化するための高繰り返し波長可変レーザーを,科学技術振興機構(JST)の支援のもと開発し,質量顕微鏡(FIB-TOF-SIMS)へ実装した。これにより世界で初めて,肉眼では見えない微粒子中の放射性セシウムの同位体別可視化に成功した。

このレーザー実機を,4月25日よりパシフィコ横浜で開催される国内最大級の光技術展示会「OPIE’18」における7つの専門展示会のひとつ「レーザーEXPO」に出展し,その応用例について紹介する。

キーワード:

関連記事

  • 筑波大など、キラル高分子球体で「土星の輪」状レーザー発振を実証

    筑波大学、東京大学、東京科学大学、および科学技術振興機構(JST)の研究グループは、渦状の分子配向を持つキラル(鏡像を重ね合わせることができない構造)なπ共役高分子マイクロ球体において、土星の輪のような円環状のレーザー発…

    2026.06.19
  • 京大、有機LEDでレーザー級の超狭帯域発光分子を開発

    京都大学の研究グループは、多重共鳴(MR)と呼ばれる分子設計を発展させ、半値幅5nmに迫る極めて狭い発光を示す有機発光材料の開発に成功したと発表した(ニュースリリース)。次世代有機LED(OLED)ディスプレイの高色純度…

    2026.06.17
  • NTTとグローバルパートナーが「IOWN AI Fund」を設立、次世代AI産業の基盤形成へ

    NTT、Young Sohn氏、SK Group、中華電信、および日本政策投資銀行は、AI時代の先端技術への投資を通じてIOWNエコシステムの構築と新たな事業創出を目指す投資ファンド「IOWN AI Fund」を組成した…

    2026.06.15
  • 千葉大など、THz波でキラリティの空間分布を直接観測

    千葉大学、東北大学、物質・材料研究機構は、銀の微細な円盤を重ね合わせた「モアレ型メタ表面」という人工構造体を使用し、これまで計測不可能だった物質が持つ「右ねじれ」と「左ねじれ」(キラリティ)の空間分布を、テラヘルツ波によ…

    2026.06.12
  • 浜松ホトニクス、Yaqumoなど3社が先端光学システムの共同開発で日本・デンマーク政府と連携

    浜松ホトニクス、Yaqumoなど3社が先端光学システムの共同開発で日本・デンマーク政府と連携

    浜松ホトニクスは2026年6月4日、同社子会社のNKT PhotonicsおよびYaqumoとの間で、量子コンピュータの産業化に向けた先端光学システムに関する覚書(MoU)を締結した(ニュースリリース)。この合意は、日本…

    2026.06.09

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア