キャスレーコンサルティングは,「世界最先端の画像鮮鋭化製品」をキーワードに,パシフィコ横浜で開催される光技術総合展示会「OPIE’18」(4月25日~27日 パシフィコ横浜)に出展致する(ニュースリリース)。
同社の画像鮮鋭化技術は,独自の数学的基礎研究に基づき不確定性限界を超えて集光させる画像鮮鋭化技術。従来の画像鮮鋭化の手法では解析が困難であった解像度・処理速度を得られ,医療・産業分野の先進企業で採用実績がある。回折限界によるボケを含む画像を鮮鋭化し,以下のメリット・可能性をもたらすという。
①デジタル画像の鮮鋭化
従来の光学系で撮影されたデジタル画像でも,更なる鮮鋭化による解像度向上・処理速度向上が可能。展示を行なう画像解析ソフト「Discovery V」シリーズでは,画像鮮鋭化に加えてカラーマッピング分析,平坦化,特徴量抽出などの機能を実装した。
②認識系,機会学習,AIの性能向上
既存の画像認識システム,画像の学習・AIシステムの前工程に導入することにより,既存システムの認識率,学習精度,AIの判断精度向上などに大幅な性能向上が見込める。
③光学系製品・サービスの性能向上
従来の光学系製品への組み込みが可能。例えば,低性能レンズと高性能センサーの組み合わせにこの技術を補完することで機器本来の性能を最大限に発揮できる。
この製品に適したアプリケーションとして,検査装置・新製品開発・研究等の画像分析,既存AIシステムの機能強化などがあるとしている。当日は機器のデモンストレーションを通じ,研究担当者と商談担当者が説明を行なう(ブースNo.E-43)。