ニコン,非破壊検査・非接触計測装置のデモルームを開設

ニコンインステックは,産業機器事業の非破壊検査装置,非接触三次元測定機の認知度向上と売上拡大を主な目的として,2017年10月11日,横浜市栄区にデモンストレーション施設を開設した(ニュースリリース)。

これらの製品は,世界的に市場の拡大が期待されており,今回,日本を中心としたアジア地域の顧客に,製品に触れてもらう機会をよりいっそう提供するために,新しい施設の開設を決定した。設置する非破壊検査装置,非接触三次元測定機の設置品目は随時入れ替わる。

この施設には,航空機の機体部品や自動車のホワイトボディなど,大型構造物の非接触計測が可能な「Laser Radar」を設置している。また,製品ごとに個室を設けているので,機密性の高い被検物を安心して持込める。

その他関連ニュース

  • 東大,滑らかで急な斜面の構造を三次元的に計測 2025年04月16日
  • 京大,分光と機械学習で木材塗装の劣化を非破壊予測 2025年04月16日
  • 中大,塗って描ける非破壊検査センサ光ペースト生成 2025年02月27日
  • 中央大ら,長波長光とCVによる非破壊検査技術を開発 2025年02月21日
  • 産総研ら,X線でメタンハイドレートを非破壊観察 2025年02月03日
  • 農工大,光学顕微鏡で非接触に高分子濃度の分布測定 2024年12月12日
  • 京セラ,極小物体の距離を計測可能なAI測距カメラ 2024年11月11日
  • ニコン・トリンブル,LiDARセンサーの取り扱い開始 2024年10月03日