ビート・クラフトと農工大,最小のレンズレス顕微鏡を開発

組込みソフトウェア・ハードウェア開発のビート・クラフトは,デジタルホログラフィーと画像再構成技術をもとに,レンズ,ミラー,ビームスプリッターなどの光学部品を使用しない顕微鏡である世界最小(4×4×9cm)のLFI(Lens-Free Imager)を東京農工大学と共同で開発した(ニュースリリース)。

LFIは,サンプルに照射したレーザー光による干渉波から,計算処理により対象の画像を再構成するため,レンズを必要としない。光学顕微鏡と違い構造はシンプルで,焦点を合わせる必要がないため,高速に広範囲の撮影が可能。また,位相差顕微鏡と同様に,細胞など無色透明なサンプルも非侵襲で観察ができる。

キーワード:

関連記事

  • エドモンド・オプティクス、エビデントの顕微鏡関連製品を拡充

    エドモンド・オプティクス・ジャパンは、エビデント社とのビジネスを拡大し、ライフサイエンス、産業検査、計測などの用途に向けた顕微鏡関連製品のラインアップを拡充したと発表した(ニュースリリース)。 今回の拡充により、エビデン…

    2026.10.01
  • 浜松ホトニクス、AI半導体向け倒立型エミッション顕微鏡を発売

    浜松ホトニクスは、AIチップレットやHBM(High Bandwidth Memory)を採用した2.5D/3Dパッケージなど、先進半導体パッケージの故障解析に対応する倒立型エミッション顕微鏡「iPHEMOS-DDX」を…

    2026.09.30
  • 東大と理研、フェムト秒軟X線ハイパースペクトル顕微鏡を開発

    東京大学と理化学研究所は、X線自由電子レーザー(XFEL)の単一パルスを用いて、試料の各位置を透過した軟X線のスペクトルを同時に取得するフェムト秒軟X線ハイパースペクトル顕微鏡を開発、実現に成功した(ニュースリリース)。…

    2026.08.21
  • 【GW読書におすすめ】身近な光技術を感じる書籍「ひも解くひかり 身近なひかり」

    連休中、少しゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがだろうか。青い空、鏡に映る自分、写真、通信、生命の営み――私たちの身の回りには、あらゆるところに光がある。日常では当たり前に受け止めている現象も、その背後には反射、屈折…

    2026.05.02
  • 東大、細胞内の構造と微粒子の動きを同時観察する顕微鏡を開発

    東京大学の研究グループは、前方散乱光と後方散乱光を同時に定量する「双方向定量散乱顕微鏡」を開発した(ニュースリリース)。 ラベルフリー顕微鏡として広く用いられる定量位相顕微鏡(QPM)は、試料の屈折率分布に起因する前方散…

    2025.11.28

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア