ビート・クラフトと農工大,最小のレンズレス顕微鏡を開発

組込みソフトウェア・ハードウェア開発のビート・クラフトは,デジタルホログラフィーと画像再構成技術をもとに,レンズ,ミラー,ビームスプリッターなどの光学部品を使用しない顕微鏡である世界最小(4×4×9cm)のLFI(Lens-Free Imager)を東京農工大学と共同で開発した(ニュースリリース)。

LFIは,サンプルに照射したレーザー光による干渉波から,計算処理により対象の画像を再構成するため,レンズを必要としない。光学顕微鏡と違い構造はシンプルで,焦点を合わせる必要がないため,高速に広範囲の撮影が可能。また,位相差顕微鏡と同様に,細胞など無色透明なサンプルも非侵襲で観察ができる。

その他関連ニュース

  • 順天堂大ら,安価なDIY光シート顕微鏡システム開発 2024年07月02日
  • 東大ら,XFELで生体観察できる軟X線顕微鏡を開発 2024年05月24日
  • 東京インスツルメンツ,染色体分析システムを発売
    東京インスツルメンツ,染色体分析システムを発売 2024年03月05日
  • エビデント,顕微鏡用デジタルカメラを発売 2024年01月24日
  • 阪大ら,光誘起力顕微鏡で電子の歪を1nm以下で観察 2024年01月24日
  • 名大ら,引張り力で体中の蛍光色が変わるマウス作出 2024年01月15日
  • 広島大ら,電子/スピンを観察する走査型顕微鏡開発 2024年01月12日
  • QSTら,量子多体効果をマイクロメートル精度で観察 2023年12月22日