フジクラは,通信用光ファイバーテープ心線の被覆を除去するための工具として,新たに「光ファイバーテープ心線用被覆除去器」RS02,RS03を開発し,5月より販売を開始する(ニュースリリース)。
光ファイバテープ心線とは2本~12本の単心光ファイバを水平に並べ,テープ状に接着した光ファイバーであり,日本をはじめ米国,インド,中国などで多く使用されている。
この製品は,操作性を重視したデザインの採用と,被覆を除去する際に必要な力の低減により作業性が向上している。また,同社従来器比で6倍となる,600回の被覆除去が可能な大容量のバッテリー,各種作業条件設定をより簡単に行なうためのスマートフォンとの無線通信など,様々な新機能を搭載した。
また,複数の単心ファイバー(被覆径250umあるいは200um)を間欠的に接着した最新の光ファイバーテープ心線であるSpider Web Ribbon™の被覆除去にも対応している。
今回,バッテリーを搭載し電源コードが不要のRS03と,バッテリー非搭載で融着接続機本体もしくは外部電源から給電するタイプのRS02の2機種を発売する。