アバールデータ,カメラ向け光インターフェースを発売

アバールデータは,光インターフェース(I/F)Opt-C:Linkに対応した画像入力ボード「APX-3800X2」を新たに開発,2017年3月14日より発売開始する(ニュースリリース)。価格は188,000円(税抜き)。

同社が開発したマシンビジョン向けの光カメラI/F Opt-C:Linkは,1chあたり6.25Gb/sの転送速度で,CameraLink同等の性能を持ちながら,カメラと入力ボードを光ファイバーでつなぐことで,ノイズに強く,数百メートルの接続も可能,画像データと制御信号も同じ光通信で実現でき省配線にも貢献する。

このI/Fを採用した画像入力ボードは2012年より販売されている。今回開発された「APX-3800X2」は,Opt-C:Link 6.25Gb/s×2ch構成の回路を1枚のボード上に2系統搭載した4chの画像入力ボードとなる。この製品により高速化するカメラと多チャネル接続に対応する。

その他関連ニュース

  • JAXA,1.8Gb/sの光衛星間通信に成功 2024年10月09日
  • フジクラ,多心光コネクタ用クリーナを発売 2024年10月09日
  • OPTRONICS MOOK 第6弾「光通信技術」発売
    OPTRONICS MOOK 第6弾「光通信技術」発売 2024年10月01日
  • NTTら,IOWN APNにファイバセンシング機能を付与 2024年09月30日
  • 三菱電機,宇宙光通信モジュールの軌道実証に成功 2024年09月30日
  • 浜ホト,1.25Gb/sの光空間伝送用トランシーバを開発 2024年09月25日
  • 古河電工ら,次世代車載光通信方式の伝送実験に成功 2024年09月20日
  • ザイン,VCSEL対応DSPレス通信用チップセット開発 2024年09月19日