ソニーは,業界最高クラスの高感度を実現し,星明り程度の明るさがあれば暗所でも鮮明に被写体を撮影できるフルHD対応ネットワークカメラの2シリーズ(Vシリーズ/Eシリーズ)全8機種を4月20日と5月25日に発売する(ニュースリリース)。価格は126,000~220,000円。
Exmor R® CMOSイメージセンサー搭載などにより,最低被写体照度0.006ルクスの暗所でも,カラーのフルHD動画撮影が可能で,さらにネットワークを経由して遠隔地の映像を確認できる。
Vシリーズは,設置自由度やシステム拡張性に富んだ上位モデルで,高感度の撮影性能に加えて赤外線センサーなど外部機器とのシステム連携が可能な外部入出力端子を備えている。また,AC24VやDC12Vの電源に対応し,道路・鉄道・街頭防犯などACやDCで電源供給を行なう際にも適している。
Eシリーズは,エントリー価格帯でありながらVシリーズと同等の高感度性能をもち,新たに音声通信機能とSDカードスロットを搭載し,店舗状況の遠隔モニタリングや簡易的な街頭防犯システムなど,音声やバックアップ記録用途が求められるシーンでの活用も想定している。
両シリーズともに,屋内外の様々なシーンにあった各4機種(屋内用・屋外用/ボックス型・ドーム型)を用意。屋内用モデルは,店舗・マンション・工場・オフィスなど幅広い防犯ニーズに対応。屋外用モデルは,防塵・防水性能(JIS保護等級IP66準拠)を備えたハウジング一体型で,さまざまな建物の外周監視や街頭防犯用途などに適している。また,照度0ルクスの可視光の入らない環境下でも撮影できる赤外線照射機能にも対応した。