ニコンは平成29年3月期連結業績予想を,売上高 800,000→750,000 営業利益 49,000→44,000 経常利益 52,000→47,000(単位:百万円)へと下方修正した(ニュースリリース)。
同社はFPD露光装置の販売が引き続き好調に推移しているものの,映像事業のデジタルカメラ関連製品およびインストルメンツ事業の産業機器における市場の減速の影響を受け,全社としては前回予想の営業利益を下回る見込みとなった。
また,今年1月から1000名程度を募集した希望退職には1,143名が応募し,希望退職者募集と特別損失計上費用も含めた構造改革関連費用の総額は,昨年11月に公表していた480億円の見通しから50億円増加し,530億円となる見通し。