カシオ計算機は,大会議室や講堂などの大型スクリーンでも高精細な投映が可能な4K UHD(約830万画素)・5000 lmを実現した「XJ-L8300HN」を6月より発売する(ニュースリリース)。オープン価格。
近年,多くのデジタル機器で4K対応が進んでいる。映像の高画質化に伴い,ビジネスプロジェクターにおいても1080Pや4Kなどの高解像度モデルの割合が,現在の1割以下から2020年には3割を占めると予想されている。
同社は,拡大が見込まれる,高解像度・高輝度のビジネスプロジェクター市場に新製品で参入する。この製品は4K用DLP®チップを採用し,約830万ピクセルの投映を可能にする。これにより,プロジェクターのビジネスにおける用途は大きく広がるとする。
光源にはレーザーを採用。水銀ランプを使用しないランプフリーによる約2万時間の長寿命光源や,投写位置を補正するレンズシフト機能,離れた場所に設置したプロジェクターに4K信号を伝送できるHDBaseT対応機能,入力された動画や静止画の信号の解像感を高めて出力する機能など,使い勝手に優れた機能や性能も備えた。