三菱化学とパイオニアは1月31日,有機EL照明事業における業務提携を解消したと発表した(ニュースリリース)。
三菱化学とパイオニアは,有機EL照明パネルの共同開発において,塗布型パネルの量産出荷という一定の成果に達したことを踏まえ,業務提携を発展的に解消する。今後両社は,有機EL事業においてそれぞれの強みを活かせる分野に注力し,ビジネスを拡大していく。
なお,両社は有機EL照明パネル販売を行なう共同事業会社として,2013年にMCパイオニアOLEDライティング株式会社(出資比率50%:50%)を設立しているが,同社に関して決定した事項は今のところ無いとしている。