東芝とアルパイン,ドローン事業で提携

東芝とアルパインは,従来からの車載分野などでの協業に加え,産業用ドローンによる電力インフラの巡視・点検サービス分野において提携関係を構築することで合意したと発表した(ニュースリリース)。

東芝が持つ画像処理技術やIoT技術と,アルパインが持つ地図情報連携技術や車載システムインテグレーション技術を融合した,ドローンによる電力インフラ事業者向けの巡視・点検システムを,2017年度中の実用化を目指して開発する。

現在,電力インフラ事業における送電線や鉄塔の巡視・点検では,習熟した保全作業員による目視点検が主流となっている。しかし,ドローンを使用することで,高所の送電線や鉄塔上部の画像を撮影することができ,迅速な状況把握・作業時間の短縮・安全性が向上する。

アルパインの航行制御技術(GPS,ジャイロ機能,地図情報連携など)でドローンを安全に効率良く飛行させ,撮影した点検対象物の画像を画像処理・分析・検出の仕組みを構築した東芝のIoT基盤上で処理することにより,送電線のアーク痕などの要点検箇所を短時間で検出可能にする。

両社は,国内外のさまざまな社会インフラ設備・施設にドローンを活用した巡視・点検サービス事業を展開していくとしている。

キーワード:

関連記事

  • 反射型光ファイバー分布計測で6 mm分解能、芝浦工大と横浜国大が実証

    芝浦工業大学と横浜国立大学の研究チームは、光ファイバーに沿った温度やひずみの分布を測定する反射型のブリルアン光相関領域反射計(BOCDR)において、6 mmの空間分解能を実証した(ニュースリリース)。反射型ブリルアン計測…

    2026.04.17
  • ウシオ電機、距離計測向けパルス出力200mWの赤色レーザーダイオードを発売

    ウシオ電機は、測距儀など高精度な距離計測用途に対応した波長685nmの赤色レーザーダイオード(LD)「HL67241MG」を2026年4月より販売開始した(ニュースリリース)。 近年、建設やインフラ整備の現場では、建築測…

    2026.04.14
  • 古河電工など、航海中の甲板整備でレーザー施工の有効性を検証

    古河電気工業、商船三井ドライバルクは、商船三井が所有し、商船三井ドライバルクが運航する64型ウルトラマックスばら積み船「Green Winds」)に、インフラ構造物向けの表面処理ソリューション「インフラレーザー」シリーズ…

    2026.02.09
  • JR東海と古河電工、鉄道台車向けレーザーブラスト技術「インフラレーザー」を実用化

    東海旅客鉄道(JR東海)と古河電気工業(古河電工)は、鉄道台車の探傷試験に先立つ塗膜除去工程において、古河電工が開発したインフラ構造物向けレーザーブラスト技術「インフラレーザー」を採用し、2025年6月から運用を開始した…

    2025.11.14
  • NTTイードローン,レーザー照射ドローンで害獣対策

    NTT e-Drone Technologyは(NTTイードローン),全国的に深刻化する鳥獣害問題に対応するため開発・製造した,鳥獣害対策専用ドローン「BB102」の提供開始した(ニュースリリース)。2025年10月1日…

    2025.10.03

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア