東芝とアルパイン,ドローン事業で提携

東芝とアルパインは,従来からの車載分野などでの協業に加え,産業用ドローンによる電力インフラの巡視・点検サービス分野において提携関係を構築することで合意したと発表した(ニュースリリース)。

東芝が持つ画像処理技術やIoT技術と,アルパインが持つ地図情報連携技術や車載システムインテグレーション技術を融合した,ドローンによる電力インフラ事業者向けの巡視・点検システムを,2017年度中の実用化を目指して開発する。

現在,電力インフラ事業における送電線や鉄塔の巡視・点検では,習熟した保全作業員による目視点検が主流となっている。しかし,ドローンを使用することで,高所の送電線や鉄塔上部の画像を撮影することができ,迅速な状況把握・作業時間の短縮・安全性が向上する。

アルパインの航行制御技術(GPS,ジャイロ機能,地図情報連携など)でドローンを安全に効率良く飛行させ,撮影した点検対象物の画像を画像処理・分析・検出の仕組みを構築した東芝のIoT基盤上で処理することにより,送電線のアーク痕などの要点検箇所を短時間で検出可能にする。

両社は,国内外のさまざまな社会インフラ設備・施設にドローンを活用した巡視・点検サービス事業を展開していくとしている。

キーワード:

関連記事

  • トルンプファイバーレーザー

    トルンプ、50kWファイバーレーザー搭載の2D切断機を発表

    独TRUMPFは、2Dレーザー切断機「TruLaser 8000 Power Edition」を発表した(ニュースリリース)。 50kWのファイバーレーザーを搭載し、同社がこれまで工作機械向けに提供してきた最も高出力なレ…

    2026.10.22
  • 光ファイバセンシングを活用した漏水位置特定システム

    NTT、光ファイバセンシングとAIで水道管の漏水位置を15分で特定

    NTTは、福岡市管工事協同組合と共同で、光ファイバセンシングとAIを組み合わせた水道管の漏水位置特定技術の実証に成功した。地下に埋設された給水管から生じる微弱な振動を光ファイバで検出し、AIで解析することで、水平誤差75…

    2026.10.21
  • NTTなど、IOWNでトンネル遠隔施工管理を実証 1,000km先からひび割れ検査

    安藤ハザマ、NTT、1Finityの3社は、IOWNのオールフォトニクス・ネットワーク(APN)を活用し、山岳トンネルの建設現場における遠隔施工管理の実証実験を行なった(ニュースリリース)。1,000kmの長距離通信を模…

    2026.10.19
  • 光探索協会、レーザー搭載ドローンと再帰性反射材で遭難者捜索へ

    NPO法人光探索協会(大阪市)は、再帰性反射材と可変QRコードを組み合わせた「再帰性反射可変QRコード」を利用し、レーザー搭載ドローンによって遭難者などを捜索するシステムの普及を進めている。同協会は、この技術を日印・官民…

    2026.10.16
  • NICTとシャープ、5G NTN衛星通信の国内実証設備を構築

    情報通信研究機構(NICT)とシャープは、地上の5G技術を衛星通信に適用する通信規格「5G NTN(Non-Terrestrial Network)」の技術検証や通信試験を行なう衛星通信設備を、NICT鹿島宇宙技術センタ…

    2026.10.08

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア