長州産業は,MWT(メタル・ラップ・スルー)型バックコンタクト太陽電池で23.1%のセル変換効率を達成し,これまで同社が持っていた世界最高記録(21.5%)を大幅に更新した(ニュースリリース)。
これは,オランダ・エネルギー研究所(ECN)との間で進めてきた共同研究の結果となるもの。
この成果を2016年6月にドイツ ミュンヘンで開催された欧州太陽光発電国際会議にて発表したところ,ポスター賞を受賞した。結晶シリコン分野全体で285件もの発表があり,これらの発表の中で受賞した発表は2件のみだった。
同社はこうした評価により,MWT太陽電池は次世代の高効率太陽電池として期待できることが証明され,また,同社の研究開発成果が世界的に傑出したものであることが認められたとしている。
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