エドモンド・オプティクス,マルチコート付きアクロマティックレンズを発売

エドモンド・オプティクス・ジャパンは,「TECHSPEC® YAG-BBAR マルチコート付きアクロマティックレンズ」の発売を開始した(製品ページ)。

光学特性の異なる2枚のレンズを接合しており,エアスペース構成の集光ダブレットレンズに対する低コストソリューションを提供。光軸上での色収差を補正し,球面収差を改善するためのツールとして最適だとしている。

このレンズは,500~1100nmにおいて最大の透過率を実現する広帯域反射防止(BBAR)膜が施されている。40-20の表面品質(キズ-ブツ)を備え,532nm と1064nmにおいてR<0.25%(一面当たり)の絶対反射率が得られるように最適化されている。

さらに,500~1100nmの波長内で発光する多色照明の集光スポットサイズ最小化用に特にデザインされており,また,アライメント用可視ビームを併用した
Nd:YAGレーザーシステムの集光にも最適となっている。

ラインナップは,直径6.25~25mm,焦点距離12.5~200mmの12種類。欧州RoHS指令に適合しており,硝材にN-BK7/N-SF5を採用している。全品在庫販売体制により,短納期で供給するがでるという。