シャープは,8K(スーパーハイビジョン)放送の受信が可能な高度広帯域衛星デジタル放送受信機を開発した(ニュースリリース)。一般への販売は行なわないとしている。
これは,本年8月から開始予定の8K試験放送に対応した専用受信機として開発したもの。同社製の8K映像モニター「LV-85001」と接続すれば,フルハイビジョン画質の16倍の解像度を持つ3,300万画素の超高精細映像を表示することが可能となる。
また,同時に複数の番組を放送する4Kのマルチ編成放送を受信できるほか,8K放送の特長である三次元音響の22.2ch音声出力,従来のテレビ放送より多彩な表現を可能とする新字幕,新データ放送などのマルチメディアサービスにも対応していている。