SEMIは,5月16日(米国時間),SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)によるシリコンウエハー業界の分析結果をもとに,2016年第1四半期(歴年)の世界シリコンウエハー出荷面積が2015年第4四半期から増加したと発表した(ニュースリリース)。
2016年第1四半期に出荷されたシリコンウエハー面積は25億3,800万平方インチで,2015年第4四半期の25億400万平方インチから1.3%増加した。また,前年同期比では3.8%の減少となった。
シリコン出荷面積は2四半期連続して減少したが,直近の四半期で増加に転じた。昨年の過去最高の出荷面積を今年超えるかどうかは,まだ不明だとしている。
このリリースで用いている数値は,ウエハーメーカーよりエンドユーザーに出荷された,バージンテストウエハー,エピウエハーを含むポリッシュドウエハーと,ノンポリッシュドウエハーを集計したもの。
■ 半導体用シリコンウェーハ* 出荷面積四半期毎動向 (百万平方インチ)
2015年第1四半期 | 2015年第4四半期 | 2016年第1四半期 |
2,637 | 2,504 | 2,538 |
* 太陽電池用のシリコンは含まない。