キヤノンは,ミラーレスカメラEOS Mシリーズ用の交換レンズである「EF-Mレンズ」初のマクロレンズ「EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM」を2016年6月下旬より発売する(ニュースリリース)。価格は45,000円(税別)。
この製品は,世界初となるLEDライト内蔵でAF撮影が可能なマクロレンズ。EOS Mシリーズ用交換レンズに,描写力の高いマクロレンズを加え,ラインアップを拡充することにより,小型・軽量のEOS Mシリーズユーザーの写真表現の領域を広げる。
レンズ前面の左右に内蔵しているLEDライトを使って,手軽にライティングしながら撮影することができる。両側点灯と片側点灯の選択や,明るさの強弱の切り替えができるLEDライトにより,小物や植物,料理といったさまざまな被写体を,明るく照らしたり陰影や立体感をつけたりと,ライティングを工夫しながらマクロ撮影を楽しむことが可能。
撮影倍率0.7倍から1.2倍までのマクロ撮影が可能な「スーパーマクロモード」を搭載し,一般的なマクロレンズの最大撮影倍率である等倍(1.0倍)を超え,細部まで大きく写すことができる。被写体の質感や細部の様子を精巧に撮影するなど,マクロ撮影ならではの表現豊かな描写が可能。
通常撮影時に影響を受けやすい角度ブレに加え,撮影倍率が大きいマクロ撮影時に生じやすいシフトブレも同時に補正することが可能な「ハイブリッドIS」を搭載。三脚の立てられない場所や薄暗いシーンでも,ブレの少ないマクロ撮影を実現する。