三菱電機は,伝送速度100Gb/sの高速光ファイバー通信で使用される送信モジュールの新製品として,「100Gb/s 小型集積EML TOSA」のサンプル提供を7月1日に開始する(ニュースリリース)。サンプルはオープン価格。
この製品は,長距離伝送に適した高消光比・低消費電力の新開発EML(Electro-absorption Modulated Laser diode:変調器集積半導体レーザー)素子を搭載し,業界最長の伝送距離40kmを実現しており,データセンター間などの光ファイバー通信に求められる長距離伝送に対応する。
また,波長の異なる4つの光信号を多重化する送信モジュール内の各構成部品の最適化により,パッケージ体積を従来比約3分の2に縮小した。100Gb/s用の小型光トランシーバー規格の1つであるCFP 4に適合している。