住友化学,有機EL照明の新製品を発表

住友化学は,2016年3月,ドイツのフランクフルトで開催される世界最大級の照明・ 建築技術見本市「Light + Building(ライト・アンド・ビルディング)2016」に,高分子有機EL照明を出展する(ニュースリリース)。

2014年の出展に引き続き,展示ブース等のプロデュースとデザインに,世界的照明デザイナーの石井幹子氏を迎え,世界最先端の高分子有機EL照明の魅力を最大限に引き立たせたオブジェを展示する。これは「OLED JARDIN」と名付けたもので,高分子有機EL照明で形作られた「天空の庭」を表現し,大きな広がりの中に和のテイストを加えた,親しみやすい空間をデザインした。

今回の展示では,「OLED JARDIN」とともに,前回「Light + Building 2014」に出展した装飾用照明パネルよりも,さらに発光効率や輝度を向上させたパネル製品群を提案する。同社の高分子有機ELならではの多彩な色,形状,サイズのパネルは,さまざまな空間や用途において,柔軟なデザイン表現を可能にするとしている。

同社は,「Light + Building 2016」での展示を皮切りに,2016年4月よりこれらの新規ラインナップの販売を開始し,有機EL照明事業のさらなる拡大を図る。