ブルックマンテクノロジ,8Kセンサーのサンプル出荷を開始

8Kスーパーハイビジョン用イメージセンサー

ブルックマンテクノロジはNHK,静岡大学・教授の川人祥二氏と共同で開発した8Kスーパーハイビジョン用イメージセンサー「BT3300N」のサンプル出荷を開始し,2016年夏にも量産・販売を行なうと発表した(ニュースリリース)。

BT3300N はスーパー35mm の光学フォーマットで,スーパーハイビジョンのフルスペック規格(8K,120 コマ/秒)を達成するセンサとして開発され,これを用いたカメラがすでにNHK によって開発されている。同社では2015 年12 月よりサンプル出荷を開始しているが,初年度サンプル出荷を100 個とし,量産時には年間5 億円の売上を見込んでいる。

同社はサンプル出荷開始にあわせて,2016 年2 月16 日~18 日に米国サンフランシスコ・モスコーニセンターで開催されたSPIE Photonics West 2016 に出展。開発した8K センサで撮影されたサンプル動画や評価用カメラなどを展示した。