リコー,同社初のレーザープロジェクターを発売

リコーは,同社初となるレーザー光源を採用したハイエンドプロジェクター「RICOH PJ WUL6280/WXL6280」を2016年2月25日から発売する(ニュースリリース)。オープン価格。

新製品は,レーザー光源(約20,000時間の長寿命)を採用しており,これまでのランプ式プロジェクターに比べて定期的な光源の交換回数が大幅に減り,メンテナンス性が向上した。また,電源ON後,数秒でレーザー光源による色鮮やかな映像投写が可能。

このほか,WUXGA(1,920×1,200ドット)の解像度に対応しているため,フルHDの映像を6,000lmの高輝度で高精細に投写できる。

昨今では,教育施設の大ホール・講堂や企業の大会議室などでプロジェクターを天井から吊り下げて使用したり,デジタルサイネージ用途で天井や床・壁へ投写するニーズも多くなっている。こうしたニーズから,上下左右360度チルトフリーやプロジェクターを縦に設置するポートレート投写に対応し,5種類の交換レンズをラインアップした。

また,LANケーブルにより映像を伝送するHDBaseTTMに対応し,長距離の配線工事も簡略化でき,配線周りをよりすっきりさせることができる。修理発生時に天吊りプロジェクターの取り外し・取り付けを行なう保守サービスもオプションで用意した。