コーンズ テクノロジー,スナップショット型ハイパースペクトルカメラを発売

コーンズ テクノロジーは,フィンランド リコラ社が開発したスナップショット型のハイパースペクトルカメラの発売を開始する(製品ページ)。

このカメラは,リコラ社の高い分光技術により実現された小型ハイパースペクトルカメラで,可視及び近赤外線領域(VIS-VNIR)におけるスナップショット撮影が可能。

リコラ社の技術は,VTTフィンランド国立技術センターで開発されたチューナブルなファブリーペローイメージングフィルタを用いることによって,小型・軽量(720g以下)でかつ高速(30fps)なスナップショット撮影を実現した。なお,30fpsで撮影時のピクセル数が,1024×648と大きいのもこのカメラの特長となっている。

このカメラは,搭載重量負荷(ペイロード)が限定されるドローン/UAVへの搭載が可能となり,植生・鉱物などのリモートセンシングや環境モニタリングに最適なツール。

また,リモートセンシングのアプリケーション以外にも、レンズ構成や検出波長をカスタム対応する事によって,デバイス評価・解析などのソリューションにも応用が可能となっている。