ニコン,倒立顕微鏡の新機種を発売

ニコンは,効率的な顕微鏡観察を追求した培養倒立顕微鏡「ECLIPSE Ts2」と,コンパクトな筐体で多彩な観察方法に対応した研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ts2R」を発売する(ニュースリリース12)。

培養倒立顕微鏡「ECLIPSE Ts2」は,同社倒立顕微鏡のエントリーモデルである「ECLIPSE TS100」の後継機種で,光学性能を継承しながらも操作性を向上し,効率的な顕微鏡観察を可能にする。また,新たに開発したコントラスト観察法により,生物学・医学分野の基礎研究の核となる細胞観察をサポートする。

同社の研究用倒立顕微鏡シリーズの新しいラインナップとなる「ECLIPSE Ts2R」は,幅広い観察方法と快適な操作感で,生物学・医学分野の大学・企業における研究をサポートする。

無染色の培養細胞を観察するためには位相差観察が主に用いられている。同社は新たに「エンボスコントラスト観察」を開発。これは,顕微鏡にスライダーを2か所装着するだけで,簡単にコントラスト観察が可能となるもの。従来の位相差観察において苦手とされていた,iPS細胞などの厚みのあるサンプルも,自然なコントラストで観察が可能となる。

観察方法は,エンボスコントラストのほか,明視野,位相差,APC(Apodized Phase Contrast)。「ECLIPSE Ts2」はNAMC,微分干渉にも対応する。また,共に蛍光観察に対応する「ECLIPSE Ts2-FL」「ECLIPSE Ts2R-FL」もラインナップした。

価格は「ECLIPSE Ts2」が400,600円~,蛍光観察モデル「ECLIPSE Ts2-FL」が1,268,100円~,位相差観察モデル「ECLIPSE Ts2R」が1,133,200円~,蛍光観察モデル「ECLIPSE Ts2R-FL」が2,297,100円~となっている。