オン・セミコンダクター,理化学向けCCDを発表

オン・セミコンダクターは,要求の厳しい天体写真や科学分野のイメージング・アプリケーション向けに画像キャプチャを進化した,APS-Hサイズの16.2メガピクセル電荷結合素子(CCD)イメージセンサ「KAF-16200」を発表した(ニュースリリース)。

新製品のイメージセンサは,同社の高度な設計・製造能力を活かして最高品質の画像キャプチャを可能にしている。このデバイスは,フルフレームのCCDアーキテクチャにより最高クラスの画像の均一性と暗電流を実現し,透明ゲート電極を用いた6.0µmのピクセルにより,高感度,高いダイナミックレンジ,統合的な露出オーバー保護を達成したとしている。

このイメージセンサは,同社の顧客であるカメラメーカーの要望に応えて開発されたもの。この種のアプリケーションで必要なCCDレベルの画質を犠牲にすることなく,現行の同社のデバイスと比較して2倍の解像度を実現した。

製品はRoHS準拠のCERDIPパッケージで提供され,モノクロおよびカラー構成で入手できる。