ヤマザキマザック,ファイバーレーザー加工機入門モデルを発売

ヤマザキマザックは,新型ファイバーレーザー加工機 OPTIPLEX NEXUS 3015 FIBER(オプティプレックス ネクサス 3015 ファイバー)を発表した(ニュースリリース)。

同機は,高いコストパフォーマンスを追求したファイバーレーザー加工機のエントリーモデルで、CO2レーザー加工機では切削が困難であった銅・真鍮・アルミなどの高反射材も安定して加工することができる。

新開発の「マルチコントロールトーチ」と段取り作業の自動化や加工状況の監視などを機械が行ない是正する各種「インテリジェント機能」を標準搭載し(一部オプション),生産性の向上と高品質な部品加工を実現した。

エルゴノミクス(人間工学)を採用したタッチパネル式CNC装置「MAZATROL PREVIEW 3」は,業界最速の CPUを搭載し,レーザー発振指令の応答性向上や最適加減速制御により加工時間を短縮するという。

さらに,「形状簡易入力機能」により,簡単な形状のプログラムは規定のパターンから選択するだけで簡単に加工プログラムが作成できる。

顧客の生産形態に合わせて,コンパクトマニュファクチャリングセル(多段パレットチェンジャ)やレーザFMSなど自動化への拡張も可能だとしている。

出力は2,3,4kWの3種類をラインナップ。本体寸法は5295×11565×2420,ワークサイズは1525×3050mm,加工速度は60m/minとなっている。価格は出力ごとに6,950万円,7810万円,8390万円(税抜)。