オリンパスは,医療機器の主要製造拠点のひとつである白河事業場内(福島県西白河郡西郷村)に新工場棟を10月7日に竣工し,同月末より本格稼動する(ニュースリリース)。新棟の延床面積は27,780㎡,総工費は約99億円。
同社白河事業場には,以下の3つの機能がある。
【製造】白河オリンパス:医療用内視鏡ビデオプロセッサーや光源などの製造
【修理】医療サービスオペレーションセンター白河:北海道・東日本地区の医療用内視鏡の修理
【調達】医療調達部白河集中調達センター:医療用内視鏡部品の集中調達
今回の新工場棟建設により,これらの組織をひとつの敷地に効率的に集約することが可能となる。これにより,調達・製造・修理までをより効率的に行なえる「One Shirakawa」体制を実現する。