月刊OPTRONICS 8月号特集連動企画

自動車を巡る研究・ビジネス動向

2014年07月05日
日本自動車研究所と東京農工大学,自動車関連研究分野で連携

互いの活動に関して相互協力を図ることにより,学術及び科学技術の向上に寄与し,社会の発展と産業の振興に資することを目的として,「国立大学法人東京農工大学と一般財団法人日本自動車研究所との相互協力の促進に関する基本協定書」の締結を行なった。

2014年03月20日
ZMPと日本自動車大学校,公道での自動運転に向けた協業を開始

自動運転車両には3D/2Dレーザセンサ,ミリ波センサ,カメラ,GPSなどの様々なセンサや機器が搭載されるため,その整備ノウハウの構築も求められる。今回の協業では日本自動車大学校の専用サーキットを使用し,整備ノウハウの蓄積と共有を図る。

2015年05月28日
DeNA,自動運転のZMPとロボットタクシー事業に挑戦
ZMPが開発する自動運転車両をDeNAのIT技術によって最適に運行しようというもので,普及が進むタクシー配車アプリの次世代のサービスとなる。大きな目標として,2020年の東京オリンピックまでに多数のロボットタクシーを東京で走らせたいとしている。
2013年02月26日
NEDO,大型トラックの自動運転・隊列走行実験に成功

今回,技術を高度化させてより近距離(15m→4m)の隊列走行を実現した。将来的に実用化が進めば15%以上の省エネルギー効果が期待できる。

2015年04月13日
JAMSTEC,アラウンドビューモニタを用いた海底ロボを開発

日産が開発した,立体的な映像処理機能を加えた新たなアラウンドビューモニタ技術を活用。この技術と障害物までの距離を正確に計測するセンサを組み合わせることにより,ROV搭載カメラの映像を用いるだけで,あたかもROV自身を客観視する様な映像をリアルタイムで表示することが可能となる。

2013年04月18日
浜松ホトニクス,車載用や携帯端末機器向け光半導体素子などの量産工場を新設へ

車載ヘッドアップディスプレイや超小型携帯プロジェクタなどを実現する,超小型で高性能な電磁式駆動のレーザ走査型MEMSミラーなどを生産。

2013年10月31日
ドイツのレーザ企業と研究所ら,超短パルスレーザシステムの開発で大統領賞にノミネート

受賞対象となる超短パルスレーザの基礎研究,開発,生産手法の確立と新たな雇用の創出はすべてドイツで行なわれており,研究の場でを生み出し,それを初めて実際の工場に導入したことが評価された。

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