東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構(機構長荒川泰彦教授)主催などによる「International Nano- Optoelectronics Workshop 2015(iNOW2015)」が8月3日(月)から5日間の日程で開幕した。
ナノ科学・材料に基づいたオプトエレクトロニクス分野の若手研究者,学生向けのサマースクールで,初日の3日午後に行なわれるノーベル物理学賞の天野浩名古屋大学教授のノーベル特別講演をはじめ,内外の著名な研究者によるチュートリアル講演のほか,若手・学生によるポスター
セッションなど,多彩なメニューが予定されている。
主催の同機構のほか,共催として東京大学生産技術研究所,東京工業大学量子ナノエレクトロニクス研究センター,同フォトニクス集積システム研究センター,後援としてIEEE Photonics Society Japan Chapterの各団体がサポートしている。
会場は東京大学・駒場リサーチキャンパス(8月3,4,7日),東京大学本郷キャンパス(8月5日),東京工業大学大岡山キャンパス(8月6日)と3カ所で開催される。
今年は国際光年にあたり,内外から著名なチュートリアル講演者多数の出席も予定されている。会期中120名を超える内外の研究者・学生が参加し,うち半数以上は海外からの参加者で占められ,ナノフォトニクス分野の最先端トピックスについて討論すると同時に多彩な行事に参加する。