コニカミノルタ,ブラジルのX線システムメーカを買収

コニカミノルタは,ヘルスケア事業のブラジル販売子会社Konica Minolta Healthcare do Brazilを通じて,X線システム機器製造会社 Sawae Tecnologia Ltda.(本社:ブラジル ミナスジェライス州 以下Sawae社)を買収した(ニュースリリース)。

Sawae社は1993年に創業し,ブラジル南西の大都市4州(ミナスジェライス州・サンパウロ州・リオデジャネイロ州・バイーア州)を中心に,高い品質と市場認知度の製品群の全国展開を行なっている,X線システム機器の製造・販売会社。

ブラジルは人口2億人を越え,医療に対する需要の大幅な増加が見込まれている。診断の効率化や高度化が求められる一方,老朽化したX線装置等の医療機器への対応が必要な市場でもあるという。

同社は今回の買収を通じて,効率化,高度化が期待されるブラジル市場において,Sawae社が持つブラジル全国をカバーする販売網と市場に認知された高品質ながら価格競争力のあるX線装置と共に,DR(デジタルラジオグラフィー)およびCR(コンピューテッドラジオグラフィー)の販売を強化し,ヘルスケア事業の成長実現につなげていくとしている。