東芝ライテックは,2002年12月から出荷を始めたLED電球が2015年6月末日で出荷累計4,000万個を達成したと発表した(ニュースリリース)。
電球形蛍光ランプにおいては,同社が1980年に世界初となる丸形形状の製品を発売しており,4,000万個出荷までにおよそ20年の月日を要していた。これに対しLED電球は,13年での達成となる。
同社は2002年にE12口金の常夜灯を製品化し,2007年には業界初となる反射形電球(反射形白熱電球40W形相当)を発売,2009年には業界初の実用的明るさの一般白熱電球形状(白熱電球20W形相当)のLED電球を発売するなど,LED電球市場における先駆的な製品を開発・発売してきた。
今年は,1890年に東芝の創業者のひとりである藤岡市助博士が日本で初めて白熱電球を製造するために「白熱舎」を設立してから125周年にあたる。同社は今年3月に発売した世界初のGaNパワーデバイス搭載LED電球をはじめ,今後ともあかりソリューションの提供に注力していくとしている。