ヤマザキマザック,シンプル/ハイパフォーマンスなレーザ加工機を発売

ヤマザキマザックは,シンプルに,コンパクトに,ハイパフォーマンスを追求したCO2レーザ加工機「OPTIPLEX NEXUS 3015(オプティプレックス ネクサス 3015)」を6月8日に発表,販売を開始する(ニュースリリース)。

新製品は作業の自動化や加工状況の監視などを機械が行ない是正するインテリジェント機能を搭載可能で,生産性を向上させ高品質な部品加工を実現する。タッチパネル式CNC装置「MAZATROL PREVIEW 3」搭載により,レーザ発振指令の応答性向上や最適加減速制御により加工時間を短縮する。

さらに,このCNC装置には,形状簡易入力機能を搭載し,簡単な形状のプログラムは規定のパターンから選択するだけで簡単に加工プログラムが作成できる。

また,発振器と強電盤を機械本体と一体化したコンパクト設計によりフロアスペースを削減した。顧客の生産形態に合わせて,コンパクトマニュファクチャリングセル(多段パレットチェンジャ)やレーザFMSなど自動化への拡張も可能となっている。

主な仕様は,発振器:CO2レーザ,出力:2.5kW,加工ワーク寸法:1525×3050mm,最大送り速度:60(m/min),サイズ:3010×9960×2420(mm)となっている。実機は7月15日~18日東京ビッグサイトで行なわれる「MF-Tokyo 2015」に出展予定。