ヘリウム・カドミウムレーザメーカの金門光波は,世界初となる可視ファイバレーザを応用したシングルモードの紫外レーザ装置の開発に成功した。
開発に成功したレーザは発振波長が紫外域の319nmの連続光で,可視ファイバレーザ光を波長変換している。構造がシンプルで高変換効率,長寿命の特徴を持っており,実機をLASER World of PHOTONICS 2015(6月22日~25日,ドイツ・ミュンヘン)にて展示する。
同社では,フォトルミネッセンス,フローサイトメトリー,ラマン分光,干渉露光装置,3Dプリンタ,直接描画等の様々な装置への応用を見込む。量産製品の出荷は2016年第一四半期を予定している。