オムロン,ビジョンセンサ企業に出資

オムロン ベンチャーズは,三次元認識技術(ビジョンセンサー技術)を保有する三次元メディア(滋賀県草津市)への出資を実施した(ニュースリリース)。今回の出資額は5000万(7.1%)。

三次元メディアは,立命館大学の教員が立ち上げたベンチャー企業で,産業ロボットの「目」と「脳」の研究開発と販売を行なう。三次元メディアが開発した世界初のビジョンセンサ技術は,従来のプログラムでは決められた動きしかできなかったロボットが,「目」の役割をする3次元ビジョンと「脳」の役割をするロボット制御を付加することで,ばら積みされた加工対象物の自動認識を世界で初めて可能とした。

オムロン ベンチャーズは,今回の出資を通じ,三次元メディアの保有する技術成長をサポートするとともに,三次元メディアの技術とオムロンの強みである「センシング&コントロール」技術を活かし人と機械の融和を加速させ産業分野における更なる革新を目指す。