日本光学会,設立記念シンポジウムを1月16日に開催

日本光学会は,2015年1月16日,設立記念シンポジウム「― 未来に羽ばたく 未来に輝く ―」をハイライフプラザいたばし(東京・板橋区)にて開催する(プログラム)。 

同学会は応用物理学会の中に「光学懇話会」として1952年に設立されたが,その誕生から数えて63年目にあたる2015年,応用物理学会から独立した組織として再出発する。既に今年9月,一般社団法人としての登記を済ませており,2015年1月より学会活動を開始する。今回のシンポジウムはこれを記念するもの。

講演内容は以下の通り(敬称略)。
荒川 泰彦(東京大学)
 量子ドット・フォトニック結晶ナノ共振器結合系における光学
 ~固体共振器量子電気力学の発展~
市原 裕(ニコン)
 高精細光学系開発における波面測定法の発展
伊東 一良(大阪大学)
 誘導ラマン分光顕微鏡
 — 非線形光学への期待をこめて —
斎木 敏治(慶応義塾大学)
 ナノオプティクスのこれから -新しいアプローチを求めて-
武田 光夫(宇都宮大学)
 「シンセティック統計光学」:波動場の揺らぎの制御と統計的秩序の生成
松田 融(キヤノン)
 すばる望遠鏡用主焦点補正光学系の開発

同学会では現在,シンポジウムの参加者を募集している。詳細はHPまで。