トプコン,3次元データの収集・管理等を行なうマネジメントシステム/ソフトウェア3製品を発売

トプコンは,BIM(Building Information Modeling: ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(Construction Information Modeling: コンストラクション・インフォメーション・モデリング)の普及を推進する新製品,リアルタイム3Dサイトマネジメントシステム「Sitelink3D」,モバイルマッピングシステム「IP-S3 HD1」,3D画像計測統合ソフトウェア「Image Master UAS」3機種を同時に発表した(ニュースリリース)。

リアルタイム3Dサイトマネジメントシステム「Sitelink3D」
インターネット経由で,施工現場での重機や測量作業者の位置を統合的に集約し,施工や現場の進捗管理を可能とするシステム。重機や測量機のデータコレクタに通信システムを搭載し,現場全体をリンクし一元管理することで,インターネット経由で事務所のPCやスマートフォンなどを使って,どこからでもリアルタイムに建機毎の施工状況や仕上がり度合いなどを確認できる。発売は2015年2月,オープン価格。

モバイルマッピングシステム「IP-S3 HD1」
地図の作成やGISのデータ収集,施工現場の現況データ収集や地形シミュレーションなど,路線的に広がるエリアを3次元化するとき,走行しながら高精度な位置情報をもった点群データを取得するモバイルマッピングシステム。GNSS受信機,レーザスキャナ,360°カメラなどモバイルマッピングシステムに必要なセンサを,同社従来機比約1/2の大きさにまとめた。発売は2015年3月,オープン価格。

3D画像計測統合ソフトウェア「Image Master UAS」
UAS(Unmanned Aerial System)による空撮写真から,3D点群を抽出するソフトウェア。大量の空撮画像を自動解析する,新開発の画像処理エンジンにより,ペアとなる画像から標定点を自動抽出してステレオ写真を作成する。さらにエッジマッチングと呼ばれる独自のアルゴリズムにより,ステレオ画像から地形の変化点を自動的に抽出して,エッジとして認識する。発売は2015年2月,オープン価格。