宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は,種子島宇宙センターから平成26年10月7日14時16分00秒(日本標準時)に,静止気象衛星「ひまわり8号」(Himawari-8)を搭載したH-IIAロケット25号機 (H-IIA・F25)を予定通り打ち上げた(ニュースリリース)。
ロケットは計画通り飛行し,打上げ後約27分57秒に「ひまわり8号」を正常に分離した事を確認した。
今後「ひまわり8号」は,静止軌道上で機能の確認試験を実施したあと,2015年の夏頃にひまわり7号から観測を引き継いで運用開始する計画。
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