NECとNECマグナスコミュニケーションズはビル内のイーサネットを集約し光信号に変換することで,高速の光ファイバを用いた拠点間の通信を実現する光一心式メディアコンバータの新製品の販売を開始した(ニュースリリース)。
今回販売を開始する新製品は高速10Gb/sイーサネットに対応した装置で,同一のサブラックに従来の100Mb/s,1Gb/s装置との混在実装が可能なため,既存設備を有効活用し設備投資を削減する。また,従来と同じ監視・制御方式を採用しているため,既存装置と合わせた一括の運用・保守が可能であり,運用コストの削減にも貢献する。
新製品の価格はセンタ側集合装置が172万円,リモート側単体装置が108万円となっており,年間200ライン以上の出荷を目指す。