オーテックス,新開発の「figure9」モードロック技術により連続安定出力発振するフェムト秒ファイバレーザの取り扱いを開始


オーテックスはドイツMenloSystems社製のフェムト秒ファイバレーザ「ELMO」の販売を開始した。

このレーザではリング型モードロック(非線形型偏波回転)に,新開発の「figure9」モードロック技術を併用することで,低ノイズと外部制御再現性が得られる。また,受動的共振状態から常に安定したモードロッキング条件下で発振するため,従来の方式に比べ振動などに留意することなく安定したモードロックが得られる。電源は内蔵型の一体構造となっており,ファンなどの排熱機構が一切不要としている。

主な仕様はパルス幅:<90fs @1560nm±30nm,出力/パルスエネルギー:>100mW / >1.0nJ @100MHz,使用環境温度範囲:15~35℃,消費電力:5.2VDC/2A,薄型(28mm)×小型(195×95mm),重量:700g。