パナソニック,4K試験放送用受信システムを試験放送各局へ納入開始


パナソニックは,2014年6月2日より,ケーブルネットワーク経由で実施される4K試験放送の受信専用に開発した4K試験放送用受信システムを,試験放送に参加するケーブルテレビ各局に納入する(プレスリリース)。

この受信システムは,ケーブルテレビ専用のSTB(セットトップボックス)型受信機と専用デコーダを搭載した4K対応テレビで構成されている。この受信システムにより,次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)が放送する4K60pの高画質の試験放送コンテンツを,ケーブルネットワーク経由で視聴できる。

同社は,日本ケーブルテレビ連盟及び関係各所,試験放送参加ケーブル局の4K試験放送への取り組みに協力し,全国30数カ所で一般の方々が4Kの高精細映像を体験できるよう準備を整えるとしている。