東芝テリー,USB3.0/GigEの超小型CCDカメラに新機種を追加


東芝テリーは,主に組み込み用途向けに USB3.0インタフェースを採用したカメラシリーズ「BU シリーズ」と,Gigabit Ethernetインタフェース規格IEEE802.3abを採用したCCDカメラシリーズに新機種を追加した。(製品ページ)。

追加したのは,「BU シリーズ」がVGAカラー125fps,SXGAカラー30fps,CMOS採用の2M白黒170fps,4M白黒/カラー90fps,の5機種。Gigabit Ethernet CCDカメラシリーズがカラーVGA125fps,SXGA30fps,UXGA白黒20fps,の3機種。それぞれ2014年初夏より,順次リリースを予定する。

主な特長として,
1. 高フレームレート
VGA 125fps,SXGA 30fps,2M 170fps,4M 90fps(USB3.0)
VGA125fps,SXGA 30fps,UXGA 20fps(Gigabit Ethernet)

2. 小型・軽量
突起部を除くカメラ本体部は29mm立方メートル(含むマウント部)奥行 13mm(2M,4M は 16mm)。(USB3.0)
突起部を除くカメラ本体部は29mm角,奥行き40mm。(Gigabit Ethernet)

3. インタフェース
4.8Gb/sの通信帯域が使用できる。USB3.0対応PCならば,インタフェースカードを使うことなく接続が可能。(USB3.0)
データ転送を1Gb/s(最大)で行ない,非圧縮の出力画像を高フレームレートで出力可能。また,IEEE802.3af準拠のPower over Ethernet(PoE)に対応しているため,ケーブル1本でカメラの電源を供給することができる。(Gigabit Ethernet)

4. ランダムトリガシャッタ機能
外部トリガ信号と同期して露光を開始するランダムトリガシャッタを装備。高速移動物体を定位置に捕らえ,正確な画像処理ができる。(USB3.0 / Gigabit Ethernet)

5.スケーラブル機能
映像出力範囲を任意に指定することができる。垂直方向の出力範囲を制限することにより,更なる高速読み出しが可能。また水平方向の出力範囲を制限することにより,Gigabit Ethernet転送線路の占有帯域を軽減できる。(Gigabit Ethernet)

6. 国際的工業用カメラ規格準拠
国際的工業用カメラ規格であるGigEVision Camera Interface Standard for Machine Vision Ver 1.2およびGenICam Generic Interface for Cameras Ver 2.3に準拠しているため,カメラ制御が容易。(Gigabit Ethernet)