竹中システム機器は,CMOSセンサを搭載した産業用デジタルラインスキャンカメラ(型式「TL-4096ACL」(Fマウント)/「TL-2048ACL」(Fマウント)/「TL-2048ACLC」(Cマウント))を2月17日より発売した。すべてオープン価格。
「TL-4096ACL」は画素数4096,データレート400MHz。「TL-2048ACL」/「TL-2048ACLC」は画素数2048,データレート200MHz。画素サイズ 7μm × 7μmで高精細の画像が得られるほか,スキャンレート80kHzの高速動作,水平・垂直ビニング機能により約4倍の感度アップが可能。暗電流補正回路を内蔵しているので,周囲温度変化に対してビデオ信号が安定に得られる。
Camera Link(Full Medium Base Configuration)仕様。また50/85MHzのクロックレートを選択でき,システムに合わせ豊富な組み合わせが可能。通信にてゲイン,オフセットの調整が容易に変更できる。グローバルシャッター機能及びFFC機能,アンチブルーミングを搭載。DC12V単一電源で動作し,低消費電力を達成した小型・軽量製品となっている。
主な用途としては,高速の処理が求められるシート状検査機器入力や画像処理用入力,外観検査機器用途,その他コンピュータと接続して行なう画像処理一般の用途などに適している。
詳しくは,竹中システム機器製品情報
「ラインスキャンカメラTL-4096ACL/2048ACL/2048ACLC」