経済産業省は,グローバルマーケットの開拓に取り組んでいる企業のうち,ニッチな分野において高いシェアを確保している100社の企業を選定した。選定は今回が初めてという。
選定にあたっては公募により候補企業を募り,外部有識者で構成する選定評価委員会の審議を得て,「世界シェアと利益の両立」「独創性と自立性」「代替リスクへの対処」「世界シェアの持続性」などに着目して評価。①機械・加工部門,②素材・化学部門,③電気・電子部門,④消費財・その他部門,⑤ネクストGNT部門の5部門からそれぞれ選出した。
このなかには光関連企業も選出されており,素材・化学部門では高機能光学単結晶のSLT:LiTaO3結晶を手掛けるオキサイドや,電気・電子部門では超真空走査型プローブ顕微鏡を手掛ける東京インスツルメンツグループのユニソクが選ばれている。
この他にも,レーザー傷検査装置を手掛けるシグマ,ATM用紫外線LEDで高いシェアを持つナイトライド・セミコンダクターなどが入っている。この結果は,2013年6月に閣議決定された日本再興戦略に基づき,今後支援を講じる予定としている。
詳細はこちら。