富士電機,太陽電池セル事業を売却

富士電機は同社の太陽電池セル事業について,多機能屋根材の製造販売を行なうニュージーランドのZinniaTek Limitedの100%子会社で,太陽電池セルの開発・製造販売を行なうFWAVEに譲渡すると発表した。

譲渡するのは富士電機が保有している太陽電池に関する商標権,知的財産権,棚卸資産,熊本工場の土地・建物・生産設備,および千葉工場の研究開発設備。当該事業に従事する富士電機社員は,再配置により雇用を維持するとしている。

富士電機は,プラスチック基板にアモルファスシリコンを積層した,独自の集積型直列接続構造を持つ,フレキシブル太陽電池パネルを開発・販売していた。

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