一般社団法人 メディカル・イメージング・コンソーシアム(MIC)は1月24日,スーパーハイビジョン(8K)を用いた内視鏡(腹腔鏡)による動物実験に成功したと発表した。実験はブタを使い,内視鏡手術を専門とする外科医らによって腹腔の観察・手術が行なわれた。
今回の実験は,日立国際電気が開発した単板式の8Kカメラに,新興光器製作所の腹腔鏡を取り付けて行なわれた。出力はシャープの8Kモニタが手術室に入らなかったため,アストロデザインの4Kモニタに切り出されたほか,録画も同社の8Kレコーダが用いられた。
腹腔鏡の8Kカメラへの最適化,8Kカメラの感度向上などといった課題が残るが,完成度は高く,MICは会員の協力を得ながら,開発を急ぐ考えだ。
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